著名評論家
私は著名評論家の本はせどらないことにしています。名前を出してしまって申し訳ないのですが竹村健一、大前研一、長谷川慶太郎、堺屋太一などなどですね。
これらの方々の本はBOに行けば腐るほどあります。しかも同じ本がずらっと並んでいます。それだけでもせどりには不向きですが、それ以上に思うのは読んでも役に立たない本ばかりなんじゃないかと推測しています。実際に読んだことはないのですがテレビ出演して垂れ流している能書きを聞いていると本の内容も恐らく同じようなものだと思います。
多分これらの方々は単なる思想家なんですよね。過去の学者の論説を踏襲しているだけで、自分の意見というのを持っていないんだと思います。これほどシビアな時代になっているのに単なる理想論を述べたところで誰も喜ばないですし、堺屋氏に至っては民間人閣僚になったものの氏の実績というものは何も残らなかったはずです。
じゃあ何故未だにこれらの方々が続々と新著を出版しているのか?
多分出版社が断りきれないだけなんだと思います。
「おい、今度おたくの出版社から1冊出してやるぞ」
「は、はぁ・・・」
こういうやり取り1つで出版が決まってしまうんでしょう。出版社の方も断りにくい環境になっているのかもしれません。
会社を始めると自宅開業でない限り、必ず『お祝い』に駆けつけてくれる方々がいます。そして誰がこんなもん読みたがるんだろうというような分厚い本を売りつけていきます。
これと同じことだと思うんですよね。大物評論家はその名前を武器に『お祝い』をしているだけなんじゃないかと。