終わりなき旅

先日の東京遠征では、g:sedori:id:oldbooksellerさん、id:kumanekodouさん、id:kappapaさんの仕入を拝見させていただきましたが、せどりは本当に難しいものだと痛感しました。まさに

終わりなき旅
終わりなき旅
posted with amazlet on 06.03.10
Mr.Children 桜井和寿
トイズファクトリー (1998/10/21)
売り上げランキング: 18,971


ですね(なんとなく商材の出し方が師匠風ですが)。


失礼を顧ずに勝手なことを書かせていただくなら、

oldbooksellerさんは恐らく永遠の文学青年なんだと思います。豊富な知識に加えて、良い物だけを探求したいという理想を堅持されているように感じました。その精神には妥協は一切許さないというものがあって、私のように「売れりゃOK」みたいな思想はなく、1冊の本を商品としてではなく作品として捉えておられる方のようにお見受けしました。

そして、くまきちさんはと言うと、かなり失礼な断じ方になってしまいますが、ある意味私と同じ匂い(売れりゃOK)を感じました(^^;。その一方でオタク的な昔ながらの古本屋さんというイメージも抱きました。私なんかは背表紙を見て小銭と感じるのが精一杯なのですが、くまきちさんは豊富な経験と知識をもとに背表紙に諭吉さんを感じる能力に長けていると思いました。これからせどりを始めてみようと思う方は是非くまねこ堂さんの書棚を目に焼き付けて、1点だけでも購入されてみてはいかがでしょうか。

最後に総研さんですが(絶対に怒らないで下さいね。これからも出来る限りプログラムについてご協力しますのでm(._.)m)、多分関西人ですね(笑)。生粋の関西人ではありませんが、人生の半分近くを関西で過ごしてきた私のしょうもないボケに即座にツッコミを入れていただきました。総研さんと一緒にいると心が和みます。そんな総研さんが真っ先に目指す棚は**です。このジャンルはせどらー的にはマイナーなジャンルですよね。でも、間違いなく高額で売れる商材の宝庫です。節々に凄腕せどらーとしての風格を感じることができました。

じゃあ私はと言えば、明日の100円より目先の10円を求めるタイプですorz。

そしてここで、せどらーの命題ともいうべき問いなのですが、「この4人の中で正解は誰?」となると、数学で言うなら解なしだと思います。このメンバー以外にも凄腕せどらーを100人追加しても解なしでしょう。せどりとは、答えのないゴールに向かって、誰もがそれぞれの手法でゴールを探索していく「終わりなき旅」なんだと思います。