相手の言い分の伝聞

双方出席していた時点で薄々気付いていましたが、相手は論理的な弁論が苦手そうなタイプです。逆に私は理詰め話が大好きなので、理屈の構築作業にはちょっとだけ自信があります。

委員「被告さんが持ってきた証拠を元にした言い分を聞いたんですが、被告さんが言うには、被告さんがあなたに評価を付けた前後の評価はほとんど4か5なので被告さんが1を付けたところであなたの評価数値に影響を与えることはないと言っているのですが」
(キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!! その3)
私「それはつまり私が善良な出品者であると被告が認めた証ですね。もし私が善良な出品者であるなら今回の被告に対してだけ理不尽なことをするとは考えられないという被告の趣旨だと私は判断します。
さらに被告の評価の影響度合については、もし被告が私に対する不当評価を行っていなかったとすれば、評価数値は4.853となりアマゾン表示上で4.9となります。ところが今回の不当評価により現在の私の評価数値は4.831でありアマゾン表示上で4.8となります。些細に思われるかもしれませんが、4.8と4.9ではその価値が全く違います」
委員「今回の慰謝料請求額は月商をもとに算出したとなっていますが、被告さんが言うには評価をした1週間後に訴状が提出されるのはおかしいのではないか。被害が出てから訴状を提出するべきだったんじゃないかと言っていますが」
私「私が蒙った精神的苦痛は評価の書き込みがあった時点で発生しています。評価ダウンによる月商悪化は損害賠償請求額の全てを占めているわけではありません。本件は損害賠償請求事件となっていますが、訴状に明示してありますように、あくまでも慰謝料請求が訴えの趣旨です」
委員「はい、結構です」


なんだよ、この司法委員は。子供が学校で喧嘩した時の仲裁役を買って出てくる生活指導の先生みたいだよ・・・。