暴露話

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わらしべさんも腹黒いことを考えていたようですが・・・。確かに副社長は腹黒いんですけど(笑)、私も相当真っ黒です(^^;

実際の話の流れは副社長が書いている通りで間違いありません。時系列で正確に記憶しているあたりは流石としか言いようがありません。

年初に出資話があって、それを京都メンバーに打ち明けたあたりでは、当然と言える話ですが、私自身この話に乗り出すつもりはありませんでした。気楽に自分の資金でせどりをしていくのが一番精神的に楽ですからね。

一緒に仕入をしに行って副社長から話を振られた時は、潜在的な意識として、多額の金をせどりで運用するためには、私の力じゃ無理だと思っていました。だからこそ「もしやるならVIP待遇でわらしべさんを迎えて協力してもらうしかない」と言ったわけですね。

もっともこの時点ではお互いが腹の探り合いだったと思います。

それでも私にとって転機となったのは、買取依頼をされた時だったような気がします。「わらしべさんも現物出資をして株主、取締役として一緒にやりませんか?」と言ったのは確かです。そして朝まで意見を交わしましたが、結論は出ませんでした。

ただ結論が出なかったことによって、私はわらしべさんから背中を押されたような気分になりました。「あんたの本気度を見せてくれ」

恐らく私が決断するよりも早くわらしべさんの方が覚悟を決めていたんじゃないかと思います。

わらしべさんから一緒に会社をやりましょうという返事をいただいた後は、出資してもらうお金をどのように運用していくか? そのためにはどれだけ仕入れてどれだけ売る必要があるのか? 毎日の梱包をしながらお互いに計画を立てていくことになりました。

やがてせどらーとしての実力に違いがありすぎますので、売上予測はわらしべさんが、私は設立事務に関することというように、分担して準備を進めるようになっていきました。

わらしべさんは出資者に提示する事業プランを、私は会社の根幹となる定款の作成に取り掛かりました。ちなみに色々と新会社法関連の本を買いましたが、新法と定款の解釈に最も役立ったのがこの本です。


もちろん私も仕入作業をしますし、わらしべさんには梱包作業をしてもらいますが、私が資金調達面など事務的な働きをして、わらしべさんには前線で思う存分最強せどらーとしての実力を発揮してもらうことが「1+1=2以上」にする近道じゃないかと考えています。

これはお互いの確認事項なんですが、「報酬は同額」という約束事があります。私にとっては自分の食い扶持は自分で稼ぐという考えはなく、私の報酬分はわらしべさんに稼いでもらうつもりでいますし、わらしべさんの報酬は私が稼ぐつもりでいます。

相手をとことん利用して高めていくことができなければ単なる仲良しグループで失敗するだけですからね。これからも腹黒く副社長と付き合いをしていくつもりです。