覚悟

多くのみなさんから励ましのお言葉をいただき本当に恐縮しています。

そんな中でエーブックさんのブログに書かれていたり、昨日一緒に仕入をした兄貴にも言われたのですが、「会社にする意味って何?」について私なりの考えを書いてみたいと思います。そんなの屁理屈だとか、考えが浅はかだとか言われるかもしれませんが・・・。

設立メンバー4人との会合の後、わらしべさんと2人で話したことでもあるのですが、法人化することによって「せどりと心中」する覚悟を決めたというのが理由の一つになっているのは間違いありません。

「自分の金でせどりを続けられない奴は、他人から多額の金をもらってもせどりなんか続けていけるわけないやん」と兄貴に言われたのですが、確かにその通りだと思います。

ただ、法人化しなくても、私もわらしべさんも今まで通り、せどりを続けていったと思いますし、そんなに簡単にせどりから足を洗うことはないと思います。むしろ今回の私たち2人の決断はせどりに大いなる可能性を見出すと共に、せどりに人生を賭けた決意表明みたいな意味合いが大きいと考えています。

取締役就任承諾書に押印した後、わらしべさんから「僕らは会社を上場させるか、よぼよぼになるまでせどりを続けます、という証文にハンコを押してしまったようなモンですね」と言われました。それぐらいの覚悟で今回の法人化に取り組んでいます。

もちろんそんなに息苦しく考えてばかりいては楽しいことなんてありません。私にしてもわらしべさんにしても最初は金儲けの手段として始めたせどりですが、今ではせどりが楽しくてしようがないという心境です。せどりのブログを書いておられる方は、基本的にせどりが好きなんでしょうし、せどりが楽しいと感じている方ばかりだと思います。

好きで楽しいせどりの喜びを多くのメンバーと共有してみたい。子供みたいな発想ですが、机上の計算では計ることのできない人間の感情というのが、今回の法人化の一端になっているんじゃないかと私は考えています。