古物商

個人でも取得して、アクシスでも法人として取得申請した私の経験談ですけど、古物商を取るためのノウハウなんて価値ないですね。だって所轄の警察署へ行って「古物商を取りたい」と言えば、申請する人ごとに異なる提出書類について詳しく説明してくれるんですから、これ以上のノウハウはないわけですよ。分からないことがあれば、担当の警察官に聞けば、ちゃんと教えてくれますし、その通り申請すれば、よほどのことがない限り古物商許可を取得できるわけです。


ちなみにアクシス古書組合に加入していませんが、ある方のブログに、「数人の、せどり仲間で考えれば、どうにかなる可能性はある」というエントリーがありました。

考えが浅はかというか、思いつきで書いているだけなのか、ちょっと考えてみただけでも、数々の問題点が生じると気付かないのでしょうか。

つまり、集まった仲間をどういう枠組みにはめて組合に加入するのか?という点です。

「俺たち仲良しグループは、入会金を出し合ったんで、組合に入れてくれ」とでも言うのでしょうか? そんな集まりを喜んで受け入れてくれる組合があるとは思えません。少なくとも、この条件で入会しようと思ったら、その集まりの枠組みを明らかにする必要があると思います。

つまり集まりを代表するメンバーが個人事業主として、残りのメンバーから集めた入会金を納めて、残りのメンバーがその個人商店の傘下に収まるのか。それとも民法上の組合を結成して入会を希望するのか。それとも法人化した上で入会するのか。

それ以前に、仲良しグループがそんなに簡単に一つの枠に収まることができるんですか?


ちなみに、法人で申請した古物商の許可が下りた時点で、私が個人で取得した古物商は返納してくれと言われました。結局、個人で古物商を取った費用は単なる無駄遣いに終わりました・・・。