見た目

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南天堂が単行本に用いている梱包方法は、巻きダンボールクリスタルパックですが、多分見た目的にも機能的にも最強の梱包方法だと思います。宛先不明で返送されてきた商品の梱包状態を見ると、出荷時と全く変わらない見た目に何度も驚いているほどです。


ところで現在の南天堂の出荷態勢の礎となってくれているのが、かれこれバイトに来てもらうようになって2週間ほど経過する大学の後輩のバイト君です。彼の第一印象は「どれだけ頑張ってくれるんだろうか?」という面が強かったのですが、今では彼がいないと南天堂の発送業務に支障が出るんじゃないかと思えるほど、頼りになる存在です。

単に仕事ぶりだけを眺めているだけでは、真剣さが伝わってこないという損な面も抱えているのですが、よくよく見てみると工夫をしながら、いかに作業の効率性を高めるかということに注力していることが分かります。

基本的に梱包作業中は、私と世間話ばかりしているのですが、最初に梱包作業スペースに位置した瞬間から彼は梱包をするのに最も効率良く作業ができるよう封筒やクリスタルパックを配置しています。封筒の向きや上下にも気を配っています。

これは簡単なことのように思えますが、いざ私に真似をしてみろと言われても、そこまで拘ることは多分できません。

他にも書き込み有無チェックや値札の剥し忘れ等、細かなところまで気を配って梱包をしていながら、1時間あたり30冊の梱包を軽々とこなしてくれるようになっています。もちろん本探しも含めてです。

件のバイトさんと比較しても、違いは歴然としています。在庫管理から梱包に関して、ほぼ全てを任せきっているのですが、事前の相談とその後の報告まで、「あんた、いつでも有能なサラリーマンとして就職できるよ」と思えるほど完璧にこなしてくれています。特に在庫管理面に関しては、すでに独自の理論(独りよがりではない)を持つほどになっています。


明日(というか、今日ですか)は週に一度の休み。彼のためにも、未出品状態の在庫をなんとかしないと・・・と思うわけです。