送料値引き

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「たとえ何冊購入していただいたとしても、送料の返金サービスはしていません」と最近いただいた質問に答えたばかりですが、数日前、明らかにこのブログの読者だと断定できる方から「6冊まとめて買うので送料の値引きをしてほしい。他の出品者でもそういうサービスをしている人がいるんだから、ぜひ検討してほしい」という一方的なメールが届きました。

とりたてて返事をする必要はないと判断しましたので、そのままにしていたのですが、ついに昨日実力行使をされてしまいました。

欲しいと言っていた6冊のうち1冊だけ注文して、直後にメールで「値引きが決まり次第、残りの5冊も注文するから、それまでは発送しないでほしい」と、かなり勝手なことを言ってきました。しかも念を押すように同じ内容のメールを常に二度三度送ってきます。

この内容からも分かる通り、注文した1冊だけなら買う気はないということで、こちらにしてみたら営業妨害以外の何者でもありません。こちらが値引きに応じるまでは、一種の取り置きのごとく、他の人に買われないようにしているんですね。

あまりにも自己中心的な人でしたから、「残りの5冊はすでに他の人に購入していただいています」とでも言って、出品を取り下げようかと考えましたが、ダラダラと時間を浪費するのももったいないので、アマゾンに報告した上で、「当店ではそういうサービスは一切していません」と返事をしました。

すると案の定、数分後に「じゃあ、キャンセルします」


せこいと言われるかもしれませんが、南天堂では10円20円という利益を積み重ねて営業をしています。そのために注文件数を増やすための在庫構成にして、大量の注文に対応すべく梱包バイトを雇って利益を生み出す仕組みを作ろうとしているわけです。

たった一人のお客さんに対して、送料の返金をしてしまうと、次に他のお客さんから同じことを求められた時に断りきれなくなってしまいます。


ブログでこういうことを書くことに対して批判的な意見もあるでしょうが、単にサービスと言ってごまかすことなんて出来ないほど重要なことなんです。

なぜなら南天堂は紛れもない営利企業だからです。