読後感想

エーブックさんの本を昨日読み終えました。

個人的にとても参考になったのは、売ることよりもむしろ売れ残ってしまった在庫をどのように捉えるのかという考え方ですね。もちろん仕入れてきた商品の売却率の高さにも驚かされました。

南天堂には開業当時に仕入れて未だに売れ残っている在庫が多数あります。そしてそのほとんどが1円本です。その中でも単に他の時期に1円で出品したものが先に売れているだけというものもありますが、商品そのものが開業以来一度も売れることなく1円という価格になっているというものが先日ついに1/4ほどになってしまいました。

そこで長年の付き合いがある監査役と相談した結果、そのような在庫は引越を控えているというタイミングを考えても処分した方が良いのでは、ということなりました。

実際に処分したのですが、結果的に処分の前後で売上は変わりませんでしたから、間違いなく不良在庫だったと言えると思います。

そして考えたのが、まだまだやり残していることがたくさんありそうだということ。エーブックさんのように全力で疾走するがごとく仕事に取り組んでいなかったと自戒すること。

もっと今の仕事を楽しみたいという気持ちはそのままですから、視点を変えてこれからも色々と試してみたくなりました。